あまり知られていない景色、千葉県のローカルなお出かけスポット「養老渓谷駅」に行ってきた

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たまには日記のような記事も書いてみたくなり、今回は、先日行った紅葉散歩の感想をひとつ。既に秋から冬に季節が変わってしまいましたが、どの季節でも十分楽しめます。電車やバス、車やバイクなど千葉のローカルなお出かけスポットとしてお勧めですよ！

養老渓谷駅
宝衛橋と渓谷橋
休憩所
- おもいでの家・BoBuchi
- 養老渓谷駅の足湯
住所など

養老渓谷駅

11月24日(月)天気晴れ

千葉県の南部、房総半島の真ん中あたりにある養老渓谷駅。

お昼前にバイクで到着すると、入り口からクリスマスの装いで華やかでした。
（木に吊るされている飾りが、よく見るとビールの缶で作られていて思わずニッコリ😊）

この日は振替休日ということもあり、既に多くの観光客で賑わっていました。出店の飲食を楽しむ姿や、紅葉をバックにカメラやスマホで記念撮影などしていましたね。

ここには有料駐車場や駐輪場が用意されているので、一度バイクを置いて、周辺を散歩することにしました。

宝衛橋と渓谷橋

駅を正面に見て左側、細い道を少し進むと踏切があります。
踏切を渡って右に進むと、先ほどまで居た養老渓谷駅の反対側に到着します。

渓谷のハイキングコース。赤い宝衛橋（ほうえいばし）、青い渓谷橋（けいこくばし）につながる道に分かれています。１周するように道は繋がっているのでどちらからでもOK。

私はまず宝衛橋へと向かいました。

宝衛橋（ほうえいばし）

木のトンネルを抜けると、突然現れる赤い橋。真下には養老川が流れ、見上げると青い渓谷橋が見える。渓谷橋へ行くには、さらにまっすぐ進み、田舎の風景をぐるっと回っていく形になる。

ここの道路は普通に車も通る場所なので、記念撮影をする際は周囲をよく確認しましょう。

穏やかな流れを感じる田舎の風景

橋から先に進むと紅葉がとても綺麗でした。
ここからは、ゆっくりと田舎の風景を眺めながら歩きます。

途中に湧水の水槽が置いてありました。水はとても綺麗でしたが、何用かは分からないので飲みません。遠くに見えた家に、ポンプ式の井戸もあり、水の豊かさを感じさせます。

平家が多く、外には畑で採れたであろう野菜を干していたりと、とてものどかなお昼時の景色です。周辺にコンビニやスーパーは無く、

「ここで暮らすなら車は必須だな」

「車が乗れなくなったらどうなるんだろう」

「1人で住んでいたら心細いだろう」

そんな心配をしながらも、こんな場所で暮らせたら穏やかに過ごせそう、と想像を膨らませながら歩きます。
小さな子どもが遊んでいる。庭先で男性がタバコを吸いながら日向ぼっこをしている。途中にある小さな“やしろ”を掃除しているおばあさんに挨拶をしつつ、時々立ち止まったり、キョロキョロ見回したりと、楽しい散歩です。

渓谷橋（けいこくばし）

しばらく歩くと、また突然現れる青い橋。先ほどまでいた宝衛橋より高い位置にある為、より風景が一望できる。

「渓谷橋」について調べてみると、川廻し（かわまわし）という言葉を目にした。これは蛇行している川の流れを、トンネルや切通しで川の流れを人工的に変える技術のこと。
上総南部の丘陵を流れる、川のみにみられる上総地方特有の土木技術で、この養老川にもその技術が使われている。人間ってすごい。